機材レビュー「KORG電子メトロノームMA-30」★★☆☆☆

2年ぐらい前に買ったギターの教本に書いてあった「メトロノームは用意しよう」に素直に従って購入。

安くて、口コミがそこそこで、なるべくボタン電池じゃなくて、小さくて、という程度の条件でKORGのMA-30というのをサクッと決定。
確かタップテンポ機能が付いてるうちの最安で、そこが決め手になったが、タップテンポは思いのほか使わず。

武骨な工業デザインの外観が格好悪くて良い。
最小ボリュームが思いのほか大きい。もう少し絞れると夜中に使いやすい。

電池の持ちは大変良い。
アナログメトロノームの売りは電池交換が不要なことだが、サラリーマンが日々練習する程度の使い方なら、
電子メトロノームのデメリットにはならない。むしろ小型化できるメリットが目立つ。

買うときには最高テンポなど気にもしていなかったが、これは208まで。
ところが、16分音符の練習をするとなると、208は8分音符=104の曲なのでそれほど早くない。
メトロノームの倍の速さで弾けば8分音符=208まで対応できるけど、
メトロノームを使う理由が「正確なリズムを刻む練習」なので、これでは効果半減。

既にMA-30はデッドストックだが、現行品のMA-1は252になってる。この差は大きい。
YamahaのME-300WEも252、セイコーの現行デジタルメトロノームは4つとも252。
この点が非常に残念でマイナス★3。

基本的に左右の手の動きを追うギターでは、電子メトロノームの液晶内で何かが動いていようが関係なし。
この点はたぶん、別の楽器の人向けのセールスポイントと思われる。

KORGが、更に小さくて、テンポ252で、温度・湿度系が付いてる素敵なHumidi-Beatなる商品を3月に出すようなので、これに乗り換える気満々です。
それまでにテンポ208の壁を完全に突破したい←まだしてないのに文句を書いてる始末w

リズム感は悪くないはずだと思ってメトロノームなんか使ったことなかったけど、ギターの練習にメトロノームはあった方が良いですね。
気づくのが20年ぐらい遅かった。

NEX-5N + SEL30M35
2012/2/7